Kaizen Platform DX白書2022公開や東京中小企業のDX実態など：週刊DXニュース(2021/12/21号)

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Kaizen Platform：「＃DX白書2022」を無料公開

2021年12月14日、株式会社Kaizen Platformは「#DX白書2022」を無料公開したことを発表しました。本ホワイトペーパーの内容はDXに関する国内外での取り組みやトレンドを解説したのに加えて、昨年の「＃DX白書2021」から、ウォルマートやナイキ、ディズニー等の海外の先進事例を中心に、これからのDXを成功に導くためのポイントを抽出し、論点を整理したという内容になります。

白書はDXへの取り組みの組織の一助になる目標で作成されたそうで、これからDXに取り組もうという組織にとっても、既にDXを推進し始めた組織にとってもいい参考になるかもしれません。

また、内容をさらに掘り下げた5本のDXリサーチレポートと解説動画、DX実践MOOC（オンライン講座）14本がセットとなった「#DX白書2022 プレミアムパッケージ」の提供も開始したとのことですので、興味がある方はぜひご覧ください。

https://kaizenplatform.com/dx-hakusho-2022

Kaizen Platform、長期化するコロナ禍で進む国内外のDXの 先進事例とこれからを総括した「#DX白書2022」を無料公開（Kaizen Platform）

Atled：東京の中小企業のDX実態の調査結果

2021年12月20日、Atledは東京都の中小企業におけるDX実態に関する調査を実施し、その結果を公開しました。下記にてその結果の一部を紹介します。

調査の対象は従業員数30名〜300名未満の中小企業の経営者・役員であり、参加者は185名でした。

まずは、DXが進んでいるかに関する質問に対して進んでいると回答したのは25.4％でした（かなり進んでいる：8.1%、やや進んでいる：17.3%）。残りの74.6%の内訳は「あまり進んでいない：21.1%」、「全く進んでいない：36.2%」と「わからない：17.3%」でした。

進んでいない理由に関しては様々であり、下記図で示されています。

最後に、進んでいない企業はDXの推進の希望についての質問に対して、44.4％が推進したいと回答しました（かなり推進したい：10.4%、やや推進したい：34.0%）。この理由に関しては必要がないという回答も多かった印象です。

【東京版】DXの推進状況、57.3％の企業が「進んでいない」DXに踏み出す最大の壁、「予算割けず」が28.3%でトップに

PR Times：2021年のキーワードランキング1位はDX

2021年12月13日、PR配信サービスのPR Timesは、今年当サイトで配信されたプレスリリースのキーワードのランキングを公開し、「DX」が1位だったことが明らかになりました。

対象期間は2021年1月1日～2021年10月31日であり、230,990件のプレスリリースを基にしたデータです。「DX」というキーワードは、8,279件で1位となり、TOP５は以下の通りです：

1. DX（8,279件)
2. 新商品（8,094件)
3. コロナ（7,823件)
4. キャンペーン（7,212件)
5. SDGs（6,885件)

過去と比較するとDXの人気の急騰がさらに明らかになります。今年の1位に対して、2019年にDXは577位、2020年に16位でした。

キーワードランキングの詳細に関しては下記ページをぜひご覧ください。

2021年企業動向を23万件の企業発表から振り返る　PR TIMESプレスリリースキーワードランキングを発表！（PR Times）

いかがでしたでしょうか。少しでもDXに取り組む経営者・リーダーの皆さまにとって役立つ情報があれば幸いです。週刊DXニュースは毎週火曜日に掲載しています。来週もぜひお楽しみください。