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デロイト：「デロイト ADXO Hub」を設立
2021年11月24日、デロイト トーマツ グループはマートシティの実現を通じ、地域のDXを推進することを目的にした拠点「デロイト ADXO Hub」の開設を発表しました。2022年中に群馬県前橋市で設立するとのことです。
また、同時に、民間企業や教育機関、地方自治体、政府などが共同で、官民連携プラットフォーム「Area Digital Transformation Organization（ADXO）」を構築し、各地域特性にあわせた産業育成・イノベーションによる雇用創出と、ビジネスおよびテクノロジーの双方の能力を備えたデジタル人材育成を進める仕組みを目指しています。ADXOを通じて、セクター間の垣根や既存の業界の壁を越えた地域のDXの取り組みを展開し、かかわる全員が能動的に価値創造に臨むことを目指しているそうです。
「デロイト ADXO Hub」では、未来型ID及び当IDを活用するソフトウェアの開発を中心にスマートシティの実現を担っていくそうです。また、ADXO構想の実現のために、デジタル人材育成を含む幅広い領域でデロイト トーマツの多様な専門家が連携し、戦略策定から実行支援、システム開発・導入まで一貫したEnd to Endのサービス推進を行ってくとのことです。
デロイト トーマツ 地域のDX推進に向けた拠点「デロイト ADXO Hub」の前橋市への設立を決定（デロイト）
ドリーム・アーツ：企業のベンダー依存の実態調査
2021年11月25日、株式会社ドリーム・アーツは「ITシステム決裁者」1,000名を対象に、「ベンダー依存」に関する調査を実施し、結果を発表しました。経済産業省から8月に公表された『DXレポート2.1』が ベンダー依存がDX推進の足かせとなっていることに警鐘を鳴らしているため、ベンダー依存の実態について確認したかったことが背景にあるとしています。その結果の一部を紹介します。
まずは、ベンダー頼りが会社にプラスだと考えている企業についてです。本調査によると、57％（「そう思う：33％」と「どちらかというとそう思う：24％）がプラスだと考えていることが分かりました。
「ベンダーとお付き合いする上で得をしたことは」という質問の回答からすると、上記の主な理由としては、「基本的にすべてお任せで仕事を進められるので、仕事が楽だ」ということが分かったそうです。また、依存度が高ければ高いほどそう思っている傾向が強いとのことです。
【大企業のITシステム決裁者1,000名に聞いた「DX/デジタル化」に関する調査】（プレスリリース）
NTTドコモ：「ビジネスdXストア」を開設
2021年11月29日、NTTドコモは、中堅・中小企業のお客さまのDX推進に必要なサービスをWeb上から購入できる「ビジネスdXストアTM」というウェブストアの開設を発表しました。本ストア上で販売するサービスは次の通りで、2021年12月1日から提供を開始するとのことです。
- 「dX勤怠・労務管理」
- 「dXリモートデスクトップ」
- 「dX福利厚生」
- 「dX助成金申請」
- 「dXオンライン営業」
また、2022年3月末までに「dX電子契約」「dX商談・名刺管理」「dX電子請求書発行」「dXホームページ」「まるごとビジネスサポートTM」という5つのサービスが追加されるそうです。
主な対象はDXのニーズが高まる一方、世の中に数あるサービスからどのサービスを選べばよいかわからない、またはコスト面から取り組みが進まないといった課題を抱える中堅・中小企業だそうです。
中堅・中小企業のDXを推進する「ビジネスdXストア」を開設（ドコモ）
セールスフォース：愛知県と協定締結
2021年11月24日、セールスフォース・ドットコムと愛媛県（は、愛媛県における継続的な地域社会の発展及び人材の育成に寄与することを目的に、包括的連携・協力に関する協定を締結したことを発表しました。
愛媛県は、「県民本位」、「市町との協働」、「官民共創」という基本方針の下、急激な進化を続けるデジタル技術の積極的な活用を図り、行政の効率化や県民生活の質の向上、地域経済の活性化など様々な分野においてデジタル変革に取り組んでいて、セールスフォースのクラウドサービスやソリューション、ノウハウ等を活用しながら、これらの達成に向けて取り組むとのことです。
Salesforceと愛媛県が包括的連携・協力に関する協定を締結（セールスフォース）
いかがでしたでしょうか。少しでもDXに取り組む経営者・リーダーの皆さまにとって役立つ情報があれば幸いです。週刊DXニュースは毎週火曜日に掲載しています。来週もぜひお楽しみください。
