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帝国データバンク: DX推進に関する企業の実態を発表
帝国データバンクは2022年3月7日に「DX推進に関する企業の意識調査」の結果を発表しました。調査結果の概要は下記の通りです。
- DXを理解し取り組んでいる企業割合、社長年齢が「39歳以下」の企業がトップ
- 企業年齢が「5年未満」の企業でDXへの取り組み割合が最も高く、全体を9.3ポイント上回る
- 地域別では、1都3県でのDXへの取り組み割合が最も高い
- 「ソフト受託開発」などを含む「情報サービス」および「金融」でDXへの取り組み割合が突出して高い
DX に関する理解や取り組み状況は、企業規模や地域のみならず社長年齢や創業・設立年数別においても格差が表れる結果のようです。政府は2022年度において、企業のDX推進に向けた施策を強化していますが、人材やスキル・ノウハウの不足を踏まえ、DXへの取り組み事例などを発信することが国内企業のDX促進にとって重要であると言えます。
経済産業省: プライバシーガバナンスに関する調査結果を公開
経済産業省、総務省は、昨年10月に公開したプライバシーガバナンスに関するアンケート結果（速報版）の詳細版として、2022年3月18日に企業向け・消費者向けに実施したプライバシーガバナンスに関する調査結果を公開しました。経済産業省では本結果を踏まえ、企業がプライバシーガバナンスの構築のために取り組むべきことを取りまとめた「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブック」の普及啓発を引き続き進めていくとのことです。
企業がプライバシーへの取組を始めたきっかけとしては「規格の取得・更新」が最多でしたが、「企業のブランド戦略の一環として信頼される企業イメージ向上のため」という回答が2番目に多いことから、企業側においてもプライバシー保護の取組により差別化を図る試みが進められているものと考えられるようです。その他、「プライバシー侵害で問題となった企業の報道」「プライバシー性のある情報の取扱い機会・取扱量の増加」「サイバー攻撃」といったきっかけが挙げられています。
プライバシーガバナンスに関する調査結果（詳細版）を公開しました（経済産業省）
エクサウィザーズ: サッポロホールディングスがDX人材発掘・育成サービス 「exaBase DXアセスメント＆ラーニング」を採用
サッポロホールディングスがDX人材発掘・育成サービスとしてエクサウィザーズの「EXABASEDXアセスメント&ラーニング」を導入しました。
サッポロ ホールディングスは、同社グループ全体に対してexaBase DXアセスメント＆ラーニングを導入し、全社員約4000人へのeラーニングを実施することで「全社員DX人財化」に取り組むとのことです。また、全社から募集された「DX・IT推進サポーター」約500人に対して専門eラーニングとDXアセスメントの提供を行い、約150人の「DX・IT推進リーダー」の育成も行うこととなります。
サッポロホールディングスが、DX人材発掘・育成サービス 「exaBase DXアセスメント＆ラーニング」を採用(エクサウィザーズ)
経済産業省：中堅・中小企業等のDX優良事例選定 表彰式を開催
2022年3月17日、経済産業省は、中堅・中小企業等の優良事例を「DXセレクション」として選定・表彰することを発表しました。
DXセレクションとは、DXに取り組む中堅・中小企業等のモデルケースとなるような優良事例を選定して紹介するもの。優良事例の選定・公表を通じて、地域内や業種内での横展開を図り、中堅・中小企業等におけるDXの推進並びに各地域での取組の活性化につなげていくことを目的として、本年度新たに開始した取組みとのことです。
DXセレクション（中堅・中小企業等のDX優良事例選定）表彰式を開催します！(経済産業省)
いかがでしたでしょうか。少しでもDXに取り組む経営者・リーダーの皆さまにとって役立つ情報があれば幸いです。次回のDXニュースは3月8日に掲載します。次回もぜひお楽しみください。
