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リブ・コンサルティング: 500社のリサーチから見えた セールスDXの現状と課題レポート
リブ・コンサルティングがBtoB企業を対象に実施した「セールスDXに関する実態調査アンケート」の結果及び、調査結果をまとめた「500社のリサーチから見えたセールスDXの現状と課題レポート第三弾」を発表しました。
今回調査したBtoB企業の内、セールスDX成果レベルについて、成果を実感している割合は71%であり、KPI・業績成果に繋がっている割合は20%に留まっていることが分かったとのことです。また、調査結果のサマリを次のようにまとめています。
- セールスDXで成果が出ている実感がある企業の割合は71%であった。
- セールスDXでKPI・業績向上に繋がっている企業の割合は20%であった。
- セールスDXの成果レベルに対し、経営層は「KPI・業績反映」と捉えている割合が多いが、現場は「顧客管理」と捉えている割合が多く、認識GAPがあることが分かった。
- 前回実施した調査と比較し、セールスDXの課題について「報告・管理上の利用に止まり、業務上での活用機会がないこと」と「分析結果からのアクションが明確になっていないこと」の割合が増加[A1] [A2] した。
- 営業DXで成果が出ている企業は、成果が出ていない企業と比較し、「カスタマーサクセスの定義明確化」に取り組んでいる割合が約2倍あった。
詳細は下記URLよりご覧ください。
500社のリサーチから見えた セールスDXの現状と課題レポート 第3弾(リブ・コンサルティング)
ドコマップジャパン: 運送業界のDX実態
ドコマップジャパンは、運送業の経営者・役員101名に対し、「運送業界のDX実態」に関する調査を実施しました。
運送業経営者の68.2%が、「運送業界においてもDX推進が重要」と回答し、その理由として、「ドライバー不足」(65.2%)や「労働時間問題」(63.8%)、「ドライバーの高齢化」(60.9%)が挙がりました。他にも、DX推進によって「待機時間の短縮と荷役作業の軽減」や「DXによる効率化・高度化そのものが競争力になる」などに期待の声も挙がりました。一方で、「DXを十分進められている」と回答したのは、わずか12.9%の結果となっており、自社DX推進の課題として、「DXに関するノウハウがない」が51.3%で最多、他にも「社員のITリテラシーの低さ」や「元請けのシステム下で業務を行う以上、自社だけでは限界を感じる」などが挙がったとのことです。
運送業経営者の約7割が「DX推進」を重要視するも 「十分進められている」はわずか12.9%という実態(ドコマップジャパン)
グッドパッチ、丸井グループと合弁会社「株式会社Muture」を設立
株式会社グッドパッチは2022年4月14日、株式会社丸井グループとの合弁会社として、株式会社Muture(予定、呼称:ミューチュア)を2022年4月27日に設立することを発表しました。
Mutureは、小売、フィンテック、OMOなどの領域における丸井グループのDX事例の創出を推進していく予定とのことです。
グッドパッチ、丸井グループと合弁会社「株式会社Muture」を設立
いかがでしたでしょうか。少しでもDXに取り組む経営者・リーダーの皆さまにとって役立つ情報があれば幸いです。次回のDXニュースは3月8日に掲載します。次回もぜひお楽しみください。