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国交省：「倉庫シェアリング」の検証を実施
2021年07月13日、国土交通省は「倉庫シェアリング」を推進すると発表しました。「倉庫シェアリング」は物流業界のDXの一環です。
現状、倉庫は保管スペースが短期間空くことがあるようです。「倉庫シェアリング」は遊休スペースを提供したい倉庫会社と、貨物を短期的に保管するために倉庫を使いたい荷主とをインターネット上でマッチングすることによって、空いているスペースを有効活用する取り組みとなります。
今後の計画としては2022年度には実証実験を行い、課題を整理した上で、倉庫業界での普及促進を目指すそうです。主にＥＣ事業者、中小の倉庫会社の利用を想定し、民間のマッチングサービスとの連携も視野に入れています。
本取り組みがうまくいくと、サプライチェーン全体の効率に繋がり、短期間の倉庫の共有の増加により、既存と新規ビジネスにとって様々なチャンスが現れることも期待できるのではないでしょうか。
スポット保管で「倉庫シェアリング」推進＝国交省（カーゴニュース）
NTT東日本、清水建設：建物運用のDXで協働
2021年7月15日、NTT東日本と清水建設は、建物群に建物運用ソリューションを安全かつ低遅延で提供するため、両社それぞれが促進しているプロジェクトの連携・接続させ、共同実証を行うことにしたと発表しました。
接続するプロジェクトはさまざまなアセットを活用して地域活性化を推進するNTT東日本のREIWAプロジェクトと水建設が開発した建物運用のDXを支援する建物オペレーティングシステムのDX-Coreです。
これにより、同一地域に複数拠点を構える事業者やスマートシティの建物群を運用する自治体などに対して、DX-Coreによる建物運用ソリューションをコンピューティング基盤とパッケージで提供し、導入コストとランニングコストの削減が期待できます。
さらに、NTT東日本が提供する「ダイヤモンドサポート」のメニューに、DX-Coreのシステムメンテナンスを付け加える予定もあり、今後システムサポート業務の迅速化・効率化が期待されています。
NTT東日本と清水建設が建物運用のDX（デジタルトランスフォーメーション）で協働（清水建設）
PwC、パーソルキャリア、パーソルキャリアスタッフ：自治体DX推進に向けた協業を開始
2021年7月13日、PwCコンサルティングは、パーソルキャリア株式会社、パーソルテンプスタッフ株式会社と提携することを発表しました。連携の理由は自治体DXの推進に向け、パーソルキャリアの「CIO補佐官」派遣プランや、PwCコンサルティングのDigital Scoringサービスを提供するためとのことです。
PwCコンサルティングは以前、自治体向けに「自治体DXを契機とするヒューマンセントリックな変革推進のためのガイドライン」を作成し、自治体DX推進における「CIO補佐官」の重要性と人材要件について提示しました（下記の図を参照）。
しかし、DX人材不足という現状では採用が困難です。そこで、デジタル人材の豊富なデータベースを保有し、DX推進組織組成時の採用・オペレーションと、柔軟な契約形態による専門人材活用のノウハウを持つ、パーソルキャリア、パーソルテンプスタッフと連携し、「CIO補佐官」派遣プランを自治体に提供することにしたのが今回の発表の背景です。
PwCコンサルティングでは、パーソルテンプスタッフが主催する自治体向けの組織・人材変革に関するセミナー（8月19日、14:00〜15:30、無料）に登壇する予定ですので、詳細について知りたい方はぜひご参加ください。
PwCコンサルティング、パーソルキャリア、パーソルテンプスタッフと自治体DX推進に向けた協業を開始（PwC）
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